アオサギの向こうに、なにやらうごめくモノが居ると思ったら、タヌキでした。
干潟を渡って、岸寄りのアシ原に移動中です。この干潟で最近驚いたことは、アシ原にタヌキが住み着いたことです。
しかもつがいで、どうやら繁殖もしているようです。
多摩川の中流部には以前からタヌキが棲息していましたが、ここまで進出してきたとはチョット驚きです。
たぶん多摩川流域では、最下流部に棲息しているタヌキ夫婦でしょうね。
幸いなことに、まだ気が付いている人も少なく、アシ原も容易に人が踏み込めないので
餌付けもされずに、野生状態を保っているようです。
普段は奥のアシ原にいるので、見あたりませんが
潮が引いて干潟が現れると、手前のアシ原にエサを探しに渡ってくる時があります。
その行き帰りに干潟を渡る時の、ほんの数十秒間だけ、姿を確認することができます。
しかも、流れ込みの裏手になるので、見える範囲もかなり狭く
意識して見ていないと、気が付かないでしょうね。
タヌキにとっては、その方が好都合なのかもしれません。
それに、毎回必ず現れる訳ではないので、観察するにもかなり根気がいります。
とりあえずは、引き潮時の干潟が現れている時間帯に、現れる可能性があるだけです。
今は子育ての時期なので、そのためか全く姿を現しません。
アシ原には入れないので、その中でどのような行動をしているのかは確認できませんが
秋頃になると、子連れでゾロゾロと出てくる可能性もありますね。
この干潟周りには、タヌキ親子が棲息するには十分のエサがあると思われます。
ただ、場所的に限定された所なので、繁殖して個体数が増えた場合に、どのような事になるかはわかりません。
場所的な限界は近いですが、さらに下流部に移動するグループが現れるかもしれないですね。
さすがに、この辺りには河川敷以外での生息は不可能ではないかと思われます。
いずれにしても、今後も観察を続けて行きたいと思っています。
奥のアシ原に戻るときにまた、干潟を渡っていきます。
この時は、潮が満ちて来ていたので、脚の半分ぐらいまで水に浸かって、歩きにくそうでした。
この個体はオスですね。途中で何度かこちらの様子を伺っていました。
この個体はメスで、しかもお腹が大きく、どうやら身籠もっているようです。
たぶん今頃は、子育ての真っ最中なのでしょうね。
そのためか、今はこの場所に、オスもメスも現れません。
潮が満ちてくると、このように渡れなくなってしまいます。
右の写真は、チョット俯瞰にして撮ったところ。
奥のアシ原から、左手の岸寄りのアシ原に渡ってきます。
奥のアシ原のさらに向こう側が、川の本流になります。
限られた場所ではありますが、この干潟の多様性は計りしれませんね。
posted by stma at 20:49| 東京

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自然環境