
野良猫はそれぞれが勝手気ままに暮らしていて、社会性が乏しいように見えるが
本当はちゃんと上下関係が確立されていて、同じ地域で暮らすネコたちの間では、それを確認する行動が見られる。
猫は本来、単独行動を好み群れを作る習性は無いが、街中で暮らす野良猫の場合、
狭い地域に、縄張りや行動範囲がそれぞれ重なってしまうので、不用意な争い事が起きないように、それなりに上下関係が存在するのだ。
それぞれの縄張りを牛耳るボス猫たちは一定の距離を保ちながら、お互いが見える範囲に姿を見せて、その力関係を確認し合っている。
これが、いわゆる「猫の集会」なんだよ。
猫の世界にはモラルは無いが「掟」は存在したのだ。
猫おばさんにエサを貰うために、猫たちが街角にたむろっているのは集会をしているわけではない。
最近は、猫おばさんたちのエサやりのせいか、猫たちが集まっても、写真のような上下関係を確認する行動があまり見られなくなってきた気がする。
エサの心配が要らず生存競争が緩くなり、猫同士の緊張感が乏しくなって、社会性や礼節が必要なくなって来たのだろう。
それでも、お互いの好き嫌いや、繁殖期などが原因でケンカは起きる。
なんだか今の人間社会に似た現象が、野良猫の世界にも起きているようだな。
D100 VR24-120
posted by stma at 21:03| 東京

|
Comment(2)
|
ネコ