
東京都と神奈川県の境を流れる多摩川は、かつて河川の公害汚染の代名詞になるほど汚れていた。
しかし近年では、その汚染を克服し、天然アユなどが多数遡上するようになり、蘇った川として注目されるようになった。
そこへタマちゃんが現れて、益々注目されることとなったワケだ。
確かに、多摩川の水質は以前と比べて、格段に改善されてきた。
タマちゃんにも悪影響は何もはなかったが、川の色を見ると、まだまだ清流と呼ぶには程遠い。
タマちゃんが現れた当時は、河川の環境問題などにも注目が集まり、タマちゃんをキャラクターとした、河川清掃活動なども催された。
しかし、タマちゃんが居なくなった今は、そのような活動はしているのだろうか?
まあ、タマちゃんをきっかけにして、自然環境や野生動物問題に意識を持ち始めた人も多いようだが
その中には、かなり事実誤認をした人たちが存在するのも確かだ。
そしてこの後に、「タマちゃん現象」 となって現れるのだった。

タマちゃんが可哀想という観点から、環境問題や野生動物問題を考えはじめると、間違った自然観を持ってしまうようだ。
D100 VR80-400 2002年 多摩川



















