
猫のバランス感覚はとても優れていて、狭い塀の上や屋根の上などを平気な顔をして歩いている。
そんなことから、高いところが平気なように思われているが、じつは、あまり高いところが得意ではなかったりするのだ。
もっと詳しく言うと、高いところから降りるのが苦手なのだ。
猫の爪は鈎状になっているので、高いところに登る時にはその爪を引っかけながら、ドンドン登ることが出来る。
しかし降りる時には、そのまま頭を下方にして降りてくるために、爪を引っかけることが出来ないので、足下が滑らないようにしっかりと確認しながら降りてくる。
その姿はへっぴり腰になって、恐る恐る降りているように見える。
だから、塀の上や屋根の上など、周りに飛び移れるところが多い場所などは、そのバランス感覚の良さから、軽やかに飛び移って移動していくのだが、電柱や木の上に登ってしまうと、降りる時に爪を引っかけることが出来ず、飛び移りながら降りることも出来ないので、立ち往生してしまうのだ。
だから猫が登る木は、降りる時に都合が良い枝振りをしているか、周りに飛び移ることが出来る場所があることが必要なのだね。
犬に追いかけられたり、ビックリして電柱や高い木の上に登ってしまった猫が、自分で降りられなくなるのは、そんな理由からなのだよ。
D100 VR24-120
posted by stma at 20:45| 東京

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