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2012年08月23日

東北道 安積PAにて

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東北道の安積PAは福島の郡山市内に在るため、東北道のPA、SAの中でもとくに放射線量が高い。
パーキングエリアの舗装されている敷地の空間線量でも、線量計の数値が0.8μSv/hを超えてくる。
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未舗装の草地に出てみると、さらに線量計の数値が上がって1.0μSv/hを超える。
地表近くまで線量計を下げてみると、1.5μSv/hを超えてしまった。
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高速道路のパーキングエリアということを考えれば、ドライブ中に一時的な休息などで立ち寄ることが一般的で、連日に渡って長時間滞在することは無いので早急な問題も無いのかもしれないが、ここに勤務している施設の従業員も居るわけだから、長い目で見ればそれなりの対策も必要なんじゃなかろうか。
パーキングエリアという限られた敷地内なのだから、簡易的にも除染を施すことができると思うのだけどね。
福島県内では、居住区域でもこの程度の放射線量のところが存在しているし、もっと高い地域もあることは周知の事実だが、この程度の数値は当たり前といって感覚的になれてしまうのはマズイのではないかと思う。
もっとも、ピリピリと神経質になってしまうのも問題かもしれないが、事実を検証する問題意識だけはしっかりと維持した方がイイと思うのだ。
現地に在住していない者の外野的な戯言かもしれないが、こうした現実に触れるにつれ、福島の現状は気の毒でならない。

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posted by stma at 01:39| 東京 ☀| Comment(0) | 震災 原発 放射線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月02日

会津若松にて

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会津若松にて、所用の合間に近隣の七日町周辺を歩いてみた。
七日町は会津若松よりJR只見線で一つ目の駅で、レトロな町並みが残る、会津若松の中でも人気の観光スポットでもある。
今回は所用のついでということもあり、サラリと流す程度に放射線量を計りながら歩いてきた。
会津若松は第一原発より100kmほど離れており、原発事故の影響は地理的条件や風向きなどによって、同じ福島県内の郡山や福島市などの中通り地方よりも少ない傾向にある。
場所によっては少し高めのところもあるようだが、栃木や群馬、そして東京近郊のホットスポットなどよりも低い数値なのだ。
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『FUKUSHIMA』という言葉が原発事故の代名詞になってしまったのは事実だが、福島県内がすべて危険というわけではない。
放射線の影響が皆無というわけでもないが、現状では日常生活に支障が出るほどではないことは確かなようだ。原発事故によって避難を強いられている地域の仮設住宅も近隣にあるが、この周辺なら数値的には安心できるだろう。
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しかし、放射線量も未だ高く除線を必要とする地域もかなり在る中通りの福島市や郡山市にも、原発事故によって避難している被災住人が数多く暮らしているが、生まれ育った地元から遠く離れたくないというのが避難民の心情でもあり、安全とわかっていても遠く離れて慣れない雪に苦労をしたりすることの方が負担に感じる避難民も多いと聞いている。
端から見れば、なぜ放射線量の高い地域から逃げずに暮らし続けるのかという疑問もあるだろうが、被災地の地元住人の感情というのはそれほど単純なことではない。
非難の矛先を誰かに向けていれば気が済むということだけではない現実が福島には在る。
そのようななかでも、会津若松の観光業は予想以上の復調傾向にあるという。福島や東北各地に観光客などの人たちが戻りつつあることは良いことだと思う。震災によって大打撃を受けてしまった産業の復興にも、まだまだかなりの時間が必要であろうし、支援のあり方にも問題が山積している。
しかし、観光の復興ということでは、今まで通りに観光に出かけるだけでも、個人レベルでの直接的な復興支援につながる。すべてが危険だと言って敬遠するだけでなく、実態に即した行動をとることが肝要だとオイラは思う。
様々な風評で福島のあらゆる産業や生産物が敬遠されているが、「FUKUSHIMA」を反原発、脱原発の「ダシ」としてだけ取り上げるのではなく、福島の現状を正しく理解して、突き付けられている現実を棚上げすることなく、福島県民をはじめ被災者の感情を酌み取りながら、復興支援の在り方を考えるべきではなかろうか。
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官邸前に集うのも大事だが、福島にもっと目を向けることも大事なことだ。
できることなら福島に行って実状を観てみるべきだね。
何がダメで何は大丈夫なのか、しっかりと把握しなければ福島を救うことはできないのではなかろうか。
福島を置き去りにした反原発や脱原発なんてあり得ないと、オイラは思うのだ。

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posted by stma at 00:39| 東京 ☀| Comment(0) | 震災 原発 放射線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする