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2013年12月18日

雄国沼にて

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雄国沼は磐梯山から猫魔ヶ岳を挟んだ西側の標高1000mほどに位置するカルデラ湖で、すぐ近くの長沢峠までは、初夏のマイカー規制と冬季の通行止めの時期を除けば、道幅の狭い林道を経てクルマで行くことができる。
湖畔の湿原には木道が整備されていて、周辺にも数本のトレッキングコースがあり、裏磐梯の中でも人気の高い場所でもあるのだが、長沢峠から雄国沼を望むポイント周辺の放射線量は0.2μSv/hほどで、湖畔に下りる歩道の中程で0.3μSv/hを超えるポイントもあり、線量計はこの周辺にもフクイチからの風が通り過ぎていったことを示していた。
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湖畔の開けた湿地にある木道では0.2μSv/hほどだが水際では0.1μSv/hまで低くなり、雄国沼周辺では概ね0.1~0.2μSv/h前後が平均的な放射線量のようだった。
しかし、周辺の遊歩道を歩いていると、ときたま線量の高いところも在り、地表を探るように計測すると2.0μSv/hを超えるホットスポットと言えるような高い数値を示すポイントも確認できた。
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まあ、雄国沼周辺は火山地帯でもあり、天然鉱物由来の放射線ということも考えられなくもないが、長沢峠までの林道でも、クルマで走行中に線量の変化を確認できたし、峠を下った喜多方市から会津若松市に向かう国道での線量計の数値変化を見れば、裏磐梯から雄国沼を経て会津平野へと、フクイチの風が通り抜けたことを容易に察することができる。
各地の自治体でも随時放射線量は公表されているが、自分の足で確かめていくと、数値だけでは見えてこないリアリティーを感じることができるのは確かなのだ。

posted by stma at 00:23| 東京 ☁| Comment(0) | 震災 原発 放射線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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