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2015年02月24日

常磐道 南相馬ICから浪江ICを経て、国道6号線 富岡町までの放射線量



前の記事からの続きになるが、先月、会津若松からの帰路に、暫定的に開通している常磐道 南相馬ICから浪江ICを経て、国道6号線へ抜けて富岡町を通り、その先の広野ICから再び常磐道に入るルートで帰京した。
暫定開通していた常磐道の、南相馬から浪江までの区間は通ったことがなかったので、会津若松からは遠回りになるのだが、放射線量のデータをとるために、あえてそのルートを選んでみたのだ。
南相馬ICから浪江ICまでの常磐道ではかなり横風が強くドラレコの映像でもふらつき気味で、車内の放射線量は徐々に上昇するのだが、浪江IC手前で0.9μSv/hほどで、常磐道をおりて6号線に出るまでの区間では一旦1.5μSv/hまで上昇するが、6号線まで出るとまた低くなるようだった。
そこから先の6号線の再開通した区間は、今まで数回通行した時と、さほど変わらない数値の推移を示していた。
まあ、再開通してから、ほんの数ヶ月しか経っていないので劇的な変化がないのは当然だが、車載の線量計の数値は、少しずつだが低くなっているのも確かである。
その比較のために、再開通して約一月後に往復したときの映像も貼っておきます。

常磐道の区間はほぼ予想どおりの数値だったが、今年の3月1日には全線開通となるので、いずれその区間も記録走行してみたいと思っている。






尚、線量計の数値が見難い場合は、解像度を上げて(720p以上推奨)画面を大きくして再生-してください。
ブラウザによっては正常に再生できない場合もあるようですが、悪しからずご了承ください。


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2015年02月15日

磐越道 会津若松ICから、東北道 福島西ICまでの放射線量



久々の更新で恐縮です。更新が滞っている間も、コツコツと福島へ通っていたので、ボチボチとその様子をUPしていきますので、よろしくお願いします。
まずは先月の連休に会津若松まで行ってきた時のこと。その帰路に南相馬から6号線と常磐道を抜けるルートで帰京しようと思い、まずは磐越道の会津若松ICから、東北道の福島西ICへと向かった。
上の映像は、その時の車内における放射線量の様子を記録したドライブレコーダーの映像を8倍速で再生したもので、当日の会津地方は小雪の舞う天候で気温も低かったのだが、途中の郡山から福島市へ向かう東北道では雪もなく晴天で、気温もそれほど低くなかった。
いままでの経験では、気温が低いと放射線量の数値が少し高めに出たりしたのだが、去年の8月に記録した映像と今回の映像を比べると、郡山JCTと福島西ICの区間は、それほど変化はないようだった。
まあ、時間の経過を加味すれば、気温が同程度なら今回の方がもう少し低い数値を示していたかも知れないが、2012年の10月に記録した映像と比べれば、確実にこの区間の放射線量は低くなっており、月日の流れによって放射線による影響も、少しずつ低くなっているのも確かなようだ。

下の映像は比較のため掲載した以前に記録した映像だが、磐越道ではいわき方面から走行したもので、2012年10月の映像では、ドライブレコーダーの解像度が低く、線量計の数値が見難いと思いますが、どの映像も再生解像度を720p以上に上げれば、多少見やすくなると思います。





PCなどの環境やブラウザによっては、うまく再生できないこともあるようですが、悪しからずご了承ください。


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2014年09月27日

通行規制が解除された国道6号線



2014年9月15日、帰宅困難区域の通行が規制されていた国道6号線が規制解除され、一般車両が自由に通行できるようになり、分断されていた、いわき方面と南相馬方面の国道6号線が3年半ぶりに1本につながった。
原発事故以来、その高い放射線の影響によって通行(帰宅困難区域の出入り)が規制されていたわけだが、除染などの効果で以前より放射線量が低下したため、この区間の自由な通行が可能となったワケだ。
しかし自由といっても自動車での通行のみで、二輪車や歩行者の通行は相変わらず禁止されており、通行できるのは国道本線のみで、これは防犯上の理由でもあるのだが、やはり除染して放射線量が一時よりは低下したとはいえ、場所によってはいまだ高めの放射線量が計測されるため、生身のカラダでこの区域を通り抜けるのは好ましくないという理由もあるだろうね。

開通した当日、現地に出向いてこの区間を通行してみたのだが、確かに第一原発付近に差し掛かると、一段と線量計の数値が上がるのは確認できた。でもその範囲はものの数百メートル程度の区間で、走行中での測定ということも考えれば、もっと狭い範囲かもしれない。手持ちの線量計で10μSv/hを超えたのはこの周辺だけで、通常の制限速度内で走行しても、ほんの1分ほどで通り抜けてしまう距離だ。
この他の規制解除となった区間では、およそ0.4〜5μSv/h前後で、全般には思っていたほどの放射線量ではなく、規制ゲートの周辺でも以前より低い数値が表示されていた。
まあ、思っていたよりは低いというのはオイラノ個人的な感覚での話で、依然として安心できる放射線量ではないことも確かだろうね。
今回、規制解除された区間での放射線量の傾向を見るために二往復してみたが、数値の正確性はともかくとしても、走行中における車内での放射線量の変化の傾向は、ある程度把握できた。

今回この区間の通行規制が解除されたことについては賛否両論あるようだが、オイラ個人としては、速やかに通行すれば問題はないと思っている。もちろん「被ばく」はするでしょうけどね。
ただ、この区間を通行するだけでの被ばく量は微々たるもので、徐々にだが確実に減少しつつある放射線量を鑑みても、今の段階での規制解除が愚行だとは思えない。
もちろん、第一原発で何事かあった場合の危険性が在るのも確かだし、その他の懸念材料も在るわけで、そういった意味も含めてこの区間が安全であるとは、オイラには言えないけどね。
でも、この区間が通行可能となって国道6号線が繋がったことの意義は大いにあると思うよ。特に地元の方々の利便性はかなり改善されるだろうし、経済的な復興にも期待できるだろうと思う。
なんたって、いわき方面と南相馬方面のアクセスに大きく迂回させられていたときに比べれば、その苦労を知るオイラとしても、ありがたいとさえ思えるよ。
もちろん、まだ危険と考えるなら、今までどおり大きく迂回すればいいことで、6号線を利用するのは自己判断と自己責任の範疇で通行すればいいことだしね。
その自己判断のために、現状はしっかりと把握したいと思って、オイラは線量計で放射線量を確認しているんだ。それも現実だからね。

そして今回のオイラの判断としては、国道6号線はこれからも利用するということだ。あとは常磐道がはやく全開通してくれればイイけどね。そうすれば福島県内が動きやすくなるし、なにより復興に少しでも近づいたようで、うれしくもある。
もちろん、過度に楽観もしていないとだけ付け加えておくけどね。

掲載の動画は、上は富岡町から浪江町までの下り線。
下は、浪江町から富岡駅までの上り線を記録したもの。
走行中の計測なので、表示中の数値と計測ポイントは、位置的にずれています。
数値はあくまで目安と考えてください。

尚、線量計の数値が見難い場合は、解像度を上げて(720p以上推奨)画面を大きくして再生-してください。
ブラウザによっては正常に再生できない場合もあるようですが、悪しからずご了承ください。




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2014年09月19日

1F

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キミは1Fを見たか。

あれから3年半、やっと1Fから数キロ地点まで、だれでも来られるようになった。
まだまだ制約は多いが、状況は徐々に前進しつつあるのだろうか。
いつの日か、あの林の向こうに行って、廃炉の完了した1F跡を撮影してみたい。
その日が来るまで、出来る限り福島に通って、その実情をこの目で見ていきたいと思う。

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2014年09月10日

久しぶりに郡山駅前

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2012年 5月 撮影


久しぶりに郡山駅前に行ってきた。と、言っても、今年の5月の連休のことなんだけど・・・。
福島に行く機会は多いのだけど、郡山駅方面にはあまり行く機会がなく、今回は二年ぶりに訪れてみたワケだ。
なぜか今回も夜に訪れたのだが、せっかくなので前回同様、駅周辺の空間線量を測ってみた。
前回と比べ、その数値の変化が分かりやすいように、なるだけ同じ場所、同じアングルで撮影してみたのだが、二年前と比べて、かなり数値が低くなっているのが確認できた。
前回と線量計の機種は違うのだが、そのことをさっ引いても、その数値は確実に低くなってきている。
県内の帰宅困難区域など、相変わらず高い線量の地域もあるが、全般には確実に放射線量が減少しているのは確かなようだ。
そういった現状を踏まえつつ、これからの放射線との付き合い方も考えていくことが必要なのだろうね。
それには、ただ闇雲に怖がったり、また逆に楽観しすぎることもなく、今の現実を正しく認識していくことが大切なことだと思うのだ。だから、その現実を確かめるために、オイラは福島に通い詰めるのだよ。

くだらない憶測やデマはまっぴらだからね。

まあ、郡山は素通りすることが多いのだけどね。。福島県は広いからなぁ。
最近はブログの更新回数よりも、福島方面に出向いている回数の方が多く、記事の時系列が多少ズレることもありますが、現場主義で飛び回っていることの多い管理人故、ご容赦くださいませ。

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2014年 5月 撮影


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2014年03月28日

再開通した常磐道 常磐富岡


2014年2月22日、福島県内の常磐道・広野ICー常磐富岡ICの16kmの区間が、震災から3年ぶりに再開通した。
3年も不通だった理由は、地震による影響よりも原発事故による放射能汚染の影響であることは確かだろう。道路の復旧とともに除染作業による放射線の影響の軽減もはかられ、常磐富岡までの区間が通行可能となったわけだ。
しかし、再開通したとはいえ、常磐富岡の周辺は帰宅困難地域でもあり、地域の除染作業もまだこれからという場所が随所にあり、それなりの放射線量が計測される地域でもある。
通行が可能となった常磐道の路上でも、それなりの放射線量があるのではないかと思い、さっそく再開通区間を走行して、車内での放射線量を記録してきた。

映像では、いわき中央インターをすぎた辺りから車内の数値は徐々に変化しはじめ、広野インターをすぎて再開通区間に入ると急激に上昇してくる。それでもまあ、車内の線量計はだいたい想像していたとおりの数値を示していた。
途中の路肩にはその地点の放射線量を示す電光掲示板が設置してあったが、その数値は車内の数値よりも高かった。走行中の車内の放射線量は、車外の空間線量よりも低く示される傾向があるのだが、ためしに掲示板の傍らに停車してみると、車内の線量計もすぐに上昇して外部とほぼ同じ数値になった。車外に出て計測すればオイラの線量計の数値はもっと高くなると思うが、路肩とはいえ、さすがに高速道路上で車外に出るのはヤバイので止めておいた。
そして再発進して走行しはじめると車内の数値は低くなり、走行中の車内の数値が低めになる傾向が改めて確認できた。
そして常磐富岡インターを出てインターのパーキングに停車してみると、やはり徐々に線量計の数値が上がりはじめるのであった。

ちなみに、ネット上では、放射線量の高い再開通区間を走行する車両によって、放射能汚染が拡散されるのではないかというデマを飛ばしていたジャーナリストも居たみたいだが、オイラのクルマはまったく影響がなかったと言っておこう。
つうか、いままでもかなり線量が高い地域を行き来してきたが、帰京後に線量計が反応するような汚染を確認したことは一度もない。
現場を知らないヤツがデマを飛ばし、現状を知らないヤツがデマに踊らされるってコトだね。


こちらは常磐富岡から常磐道の中郷SAまでの帰路の様子。いわき中央を過ぎてからも線量計の変化が見られる。

尚、線量計の数値が見難い場合は、解像度を上げて(720p以上推奨)画面を大きくして再生-してください。
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2013年12月18日

雄国沼にて

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雄国沼は磐梯山から猫魔ヶ岳を挟んだ西側の標高1000mほどに位置するカルデラ湖で、すぐ近くの長沢峠までは、初夏のマイカー規制と冬季の通行止めの時期を除けば、道幅の狭い林道を経てクルマで行くことができる。
湖畔の湿原には木道が整備されていて、周辺にも数本のトレッキングコースがあり、裏磐梯の中でも人気の高い場所でもあるのだが、長沢峠から雄国沼を望むポイント周辺の放射線量は0.2μSv/hほどで、湖畔に下りる歩道の中程で0.3μSv/hを超えるポイントもあり、線量計はこの周辺にもフクイチからの風が通り過ぎていったことを示していた。
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湖畔の開けた湿地にある木道では0.2μSv/hほどだが水際では0.1μSv/hまで低くなり、雄国沼周辺では概ね0.1~0.2μSv/h前後が平均的な放射線量のようだった。
しかし、周辺の遊歩道を歩いていると、ときたま線量の高いところも在り、地表を探るように計測すると2.0μSv/hを超えるホットスポットと言えるような高い数値を示すポイントも確認できた。
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まあ、雄国沼周辺は火山地帯でもあり、天然鉱物由来の放射線ということも考えられなくもないが、長沢峠までの林道でも、クルマで走行中に線量の変化を確認できたし、峠を下った喜多方市から会津若松市に向かう国道での線量計の数値変化を見れば、裏磐梯から雄国沼を経て会津平野へと、フクイチの風が通り抜けたことを容易に察することができる。
各地の自治体でも随時放射線量は公表されているが、自分の足で確かめていくと、数値だけでは見えてこないリアリティーを感じることができるのは確かなのだ。

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2013年12月13日

モニタリングポスト


福島県 富岡町
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福島県 南相馬
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福島県 飯舘村
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写真のように、モニタリングポストと線量計の数値が異なることは、よくあることだったりする。
数値の違いは機種による誤差ではなく、社会的な立場の違い、思想の違い、そして思惑の違いなどによって表れるのだ。
嘘だと思うのなら、現地に行って確かめてみればイイ。
どちらの数値も正しいことが判る。
事実は現地にこそ存在していることで、氾濫する情報の中に在るワケじゃないんだよ。
そしてコトの真相は、その数多い事実の中から見抜かなければならない。
事実を隠蔽しようが公開しようが、けっきょく洞察力がないヤツは、その事実にも騙されてしまうってコトなんだよ。
だから何を信用してイイのかは、あなた次第ってコトなのさ。

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2013年11月04日

南相馬 小さなランドマーク

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福島県南相馬市、沿岸部の津波で洗われた水田地帯に、ポツンと佇む真っ赤な自販機。
周辺は津波による被害と原発事故の影響で、復興の兆しすら見えていない。
この自販機は津波に翻弄されながらも、奇跡的にすくっと立ちあがった姿でこの場に流れ着いたのだろう。
以来、その後の余震にも、台風の強風にも負けず、斜めりながらも立ち続けている。
今ではちょっとばかり知られた存在になり、さしずめランドマークのような扱いになりつつあるのだろうか。
しかし、本来ならば瓦礫とともに片付けられる「物体」であり、いまだにこの場所に「放置」されていること自体、復興の遅れを象徴しているのだろう。
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復興の遅れの元凶はもちろん原発事故だ。
南相馬の沿岸部の放射線量は他の地域に比べれば比較的低いのだが、福島第一原発までの距離も近く、原発内での現状を考えれば、今現在の放射線量の数値だけで、安全であるかどうかの判断はできるわけもないだろう。
それ故、たとえこの自販機が今後も立ち続けたとしても、それは「奇跡」などではなく、愚かしさの「象徴」になるのだろう。
遠くからも目立つその真っ赤な存在が、なんとも虚しく思えてくるのだった。
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2013年11月02日

飯舘村 長泥地区への立入制限ゲート

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福島県飯舘村の国道399号線の長泥地区へ入る北側にある立入制限ゲート。
クルマを降りて放射線量を計ってみたが、国道6号線の富岡町のゲート同様にかなり高い数値を示していた。
ゲート手前の舗装路の中央付近で5μSv/h以上を示し、左側の斜面付近では7μSv/hを超えた。
さらに斜面の地表部では9μSv/hを超える。
ゲートで警備中の職員さんの話では、左斜面の中程では15μSv/h以上あるそうで、勤務中でも斜面の方には近づかないようにしていると言っていた。
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一見すると通行量も少ない山中のゲートで、あまり緊張感もないように見えるのだが、実のところは非常に過酷な現場であることが線量計の数値で察せられる。
避難している方々はもちろんだが、こうした警戒区域内で勤務している方々も、目には見えない被害を日々被っていると言わざるを得ないと思う。
こうした過酷な環境下なのに、警戒区域のどこのゲートでもそうなのだが、他県ナンバーのクルマで乗り付けた明らかによそ者のオイラでも、警備員さん達の対応がとても丁寧で親切なのが印象的で心に残る。
そして現状を重ねると、その心が痛くなってくるんだ。
その痛みを忘れないように、オイラはまた福島に行くのだね。

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2013年10月23日

福島県 飯舘村 国道399号線の放射線量



福島県の飯舘村の、県道12号線から国道399号線の長泥地区への立入制限ゲートまで、走行中の車内での放射線量を記録した映像を4倍速で再生。
国道ではあるけど、途中かなりの細道になっていたりと、幹線道路というより地方の生活道路といった風情なのだが、原発事故による避難措置によって人影もなく、たまに対向車には出逢うものの、人の生活感はまったく感じ取れず、警戒区域周辺に共通した独特の雰囲気が感じられるだけだった。
この地域もかなり放射線量が高く、走行中の車内でも立入制限ゲートの手前で5μSv/hを超える所もあり、ゲートの向こう側の長泥地区は避難区域の見直しにより改めて帰還困難区域に指定された地域で、沿岸部の原発周辺部よりも、むしろ高レベル汚染が広がってしまった地域なのだ。
この道を真っ直ぐ行けばいわき市まで抜けられるのだが、この立入制限のため大きく迂回しなければならない。
いつになったら自由に通行できるようになり、さらに人の住める地域に戻れるのだろうか。

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2013年10月22日

その理由

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飯舘村にて見つけた落書き。
落書きと言っても、そのワケは言わずとも理解できる。
オイラはその理由を裏付ける写真を撮っていく。
何かを主張しようとか告発しようとかいうつもりはナイ。
ただ、コトの現実を拾い集めているだけ。
ただ、それだけのために各地を巡って写真を撮っている。
オイラの写真は、それでイイのだ。

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2013年10月21日

飯舘村のサルに思う

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福島県の飯舘村の国道399号線をクルマで走っていると、少し開けた斜面の向こうに何やらうごめく物が目に入り、クルマを止めてよく見てみるとサルの群れだった。
クルマから降りてしばらく観察してみたが、こちらを警戒する様子もなく、ただ黙々と地面を探るようにエサを食べているようだった。
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この周辺では走行中の車内でも、かなり高めの放射線量を示していたが、車外での空間線量は軽く7μSv/hを超えていた。
外部被ばくも心配されるこのような環境下で、日常として自然下のエサを食べているサルたちの内部被ばくとは、いったいどの位になるのだろうか。
この距離からパッと見たところでは、これといった異常は見受けられなかったが、小さな小ザルも見られることから、このような環境下でのサルたちへの放射線の影響が気になるところだ。
それは即、人への影響に置き換えられるからだ。
憶測だけで物事を決めつけるより、そういった事実を継続的にコツコツと検証していく必要があるのだろう。
人の愚行の答えが、自然の中に表れるのは世の常。
それに気が付くか、しっかりと見据えられるか、それが問題だね。
でも、それを調べるのはオイラの仕事じゃないので、オイラはオイラの道を行くだけだ。
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2013年10月11日

国道6号線から富岡漁港、JR富岡駅までの放射線量





国道6号線の立入制限ゲートをUターンして小浜(月の下)の交差点まで戻って左折して富岡漁港の方へ向かってみた。
この辺りは原発事故の直後からで警戒区域に指定されているため、瓦礫は撤去されてはいるものの、人気のない町中は震災の傷跡が色濃く残っている。
JR常磐線の線路の手前辺りから津波による被害が見えはじめ、踏切を越えた向こう側は海まで原野が広がっている。道路脇に横たわっている漁船の残骸から、この原野が津波で洗われた大地だということがわかる。
生い茂った草で覆い隠された常磐線の線路を渡って町中へ戻って進んでいくと、津波で駅舎が流されてしまったJR富岡駅にたどり着く。
国道6号線の周辺に比べると、海岸線に近いこの地域は比較的放射線量は低い。
線量が低いとはいっても人が安心して居られるような数値ではないし、津波や震災の被害も甚大で、さらに原野の向こうに霞んで見える福島第二原発の建家の影を見れば、この町に人々の生活が戻って来るのは、まだまだ先のような気がする。

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2013年10月08日

いわき市から富岡町までの放射線量





以前の記事で、富岡町付近の国道6号線をドライブレコーダーで記録した映像を投稿したが、今回はその時の記録映像を、いわき市の小名浜近辺から富岡町まで、放射線量の変化がわかりやすいように8倍速に時間を縮めて再生できるようにしてみた。
走行中の車内での放射線量なので正確な数値ではないけど、車内で0.2μSv/hを超えてくると車外では、概ねその倍近い線量が計測される。
いわき市内での国道6号線では、思いのほか線量は高くはないのだが、四ツ倉を越えて久ノ浜辺りから徐々に線量が上昇し、広野町までくると0.5μSv/hを超えはじめ、富岡町に差し掛かると1.0μSv/hを超えてしまう。
あとは立入制限ゲートまでグングン線量が上昇して、ゲート手前の地点で4.0μSv/hまで上昇したというワケだ。
前回の5月に訪れたときよりも多少線量が低いように思われるが、途中の路上から立ちあがる湯気でもわかるように、クルマで差し掛かる直前に雨が降ったため、線量の数値が一時的に低くなったようだ。
雨が降ると車内の線量が低くなるという根拠の映像もあるのだが、それはまたの機会に紹介しようと思う。

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2013年09月12日

コントロールされている状況とは

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2013年 7月 撮影


オリンピック招致にあたって、時の首相が原発事故による汚染水問題で「状況はコントロールされている」とか「完全にブロックされている」という発言をし、東京への悪影響を否定して安全性をアピールした。
そのかいあってか、2020年のオリンピック開催地は東京に決まった。
それはそれで良いことだと思うが、首相の言うコントロールされている状況とは、いったいどいうことなんだろうか。
第一原発周辺では、いまだに強い放射線の影響を受けていて、復興どころか復旧もままならず、時間が止まったままの状況である。
このような現状にあって「コントロールされている」といった発言には、いささか違和感を覚えるのは否めない。
もちろん、その趣旨は理解出来ないわけではないが、新たな放射能漏れや汚染についてのコントロールが出来ているとしても、すでに汚染されている地域での対策は手探り状態だし、放射線による影響も、まだまだ先の見えない状況ではないのか。
そもそも、第一原発内での事故処理も綱渡り状態だし、汚染水漏れなどはその一端に過ぎないのではないのか。
そのような状況にあっても、コントロールされているというのは、あまりに現状を棚に上げてしまっている気がするね。
とにかく、オリンピックは良いとしても、福島の現状は何も変わっておらず、その推移を注視していかなければならないだろう。
そして政府には、世界へ公言した首相の発言を履行すべく、さらなる原発事故処理に責任を持ってあたってもらいたいものだと思う。

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福島第二原発も、一時は危機的な状況に落ちていた。
稼働が停止されている今も、その潜在的リスクは何ら変わらず、その周辺は第一原発由来による放射能汚染に晒されている。
原発は停止しているだけでは「安全」とは言い難いのである。
稼働時でも停止時でも、完全にコントロールされていなければ、原発は「安全」が保てないのだ。
第一原発の事故も、自動停止後のコントロール不能から事故が起きたということを忘れてはならない。
もし、コントロールができていないとしたら、それすなわち「危機的状況」ということなのだ。

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2013年08月08日

2時46分

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2011年3月11日、午後2時46分。
福島県の富岡町は、今でもその時のまま時間が止まっている。

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イヤ、時間が止まっているのではなく、その後の時間が消えてしまったのだろう。
消えてしまったのは人の営みという時間で、自然という無限の時間だけが確かな時を刻んでいるようだった。


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2013年08月06日

福島県富岡町周辺の国道6号線の放射線量

2013年7月14日 福島県富岡町周辺の国道6号線をクルマで走行中に、ドライブレコーダーにて録画した車内における放射線量。
今回もいわき市方面から北上して、富岡消防署前の立入制限ゲートまで行ってみた。
前回5月に行ってきたときよりも、線量計の数値のピークは低めだったが、全体的には前回とそれほど変わりなく、相変わらずゲートに近づくにつれ、ジリジリと数値が上がってくる。
ゲート手前でUターンして少し戻ったところで停車してみると、さらに線量計の数値が4.0μSv/hまで上昇した。そして車外に出てちゃんと空間線量を計ってみたら、前回同様7.0μSv/hを超えていた。
走行中の計測では、クルマのスピードや停車時間などで線量計の数値に影響がでやすいけど、車内よりも車外の方が、さらに放射線量が高いのは確かなようだ。
まあ逆に言えば、クルマの車内にいれば、多少はシェルターとしての効果が期待できるってことだね。
あとはなるだけ窓ガラスは開けずに、エアコンは外気導入ではなく内気循環モードにすること。効果のほどは定かではないけど、放射性物質その物を車内へ入れないためには、それくらいの気遣いは必要だと思うね。
そういえば、たまに放射線量の高い地域をバイクで訪れているライダーを見受けるけど、線量計を携帯してちゃんと自己管理できてるのかな。
生身の身体に風を受けながらツーリング感覚でこの辺りに訪れるのは、まだ止めておいた方がイイ気がするんだけどね。

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2013年07月24日

東海村 原研施設前のホットスポット

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東海村の原研前を車で通りかかるたびに、線量計の数値が上がるのことは気になっていたのだが、これまではあまり時間もなかったので、そのままスルーしてきた。
でも、先の放射能漏れ事故などもあり、やっぱり通りかかるのならちょっとは探った方が良いと思い立って、今回は少し時間を作って原研前の国道を歩いてみた。
クルマの中から計った線量では、ちょうど原研の正面ゲート付近で数値が高くなっていたので、まずは正面ゲートの前で線量を計ってみると0.28μSv/h ほどで、クルマの中での線量とそれほど変わらなかった。



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しかし、ちょっと北寄りに移動してみると、ジリジリと数値が上がりはじめて




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さらに北方向に歩いていくと、正面ゲートより50メートルほど離れた地点ではさらに高くなって0.6μSv/hを超えた。




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そしてさらに歩いて原研の隣にある東大の原子力専攻施設の前まで行くと、線量計の数値は徐々に低くなってくる。




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そして次に正面ゲートの南側へ移動してみると、こちら側も数値が高くなる。
これはたぶん、正面ゲートの両端が高いということではなく、ゲート前は広く舗装されているので、放射性物質が雨風などで流されて、比較的に放射線量が低くなっているのであろう。その両端は植え込みや生け垣になっているので、その土壌に放射性物質が留まっていて、放射線量の数値が高めに出るのだと思う。




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そしてさらに歩いて南通用門付近まで来ると、線量計の数値は0.8μSv/hを超えて、この付近での最高数値となった。




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そして地表近くの数値を計ってみると2.0μSv/hを超え、やはり土壌が汚染されていることを表していた。
この数値であれば立派に?ホットスポットと言っていいだろうね。
そしてさらに歩いて南下してゆくと徐々に数値は下がるが、原研施設が途切れる辺りまではそれなりの数値を示していた。

このような状況の中で、このホットスポットをはじめとした、この周辺の放射能汚染の由来は、はたして福島の原発事故だけと言っていいのだろうか??
先の原研施設内での放射能漏れ事故のときにも、換気扇で屋外へ放射性物質を放出させたのは事実だし、その放射線量は周辺へ影響のないレベルだったとは言っても、その経緯はあまりにも危機管理の意識が乏しく、普段からその倫理観の低い意識で何気なく「お漏らし」してんじゃないのかと疑いたくなるのも事実だね。
まあ、事の真相はともかく、いずれにしても日本の原子力関連の総本山的この場所で、放射性物質が散らかしっぱなしという事実が問題なんだと思う。
たとえ福島由来の放射性物質だとしても、日本の原子力研究の最先端を担うこの施設の前なのに、このようなホットスポットも放置状態とは、東海村の原子力関連施設では、いったい何の研究をしているのだろうね。
いま、日本に必要な原子力研究の課題は、このような放射能汚染を適切に処理する技術じゃないのか。
いままで使う事ばかりを考えて後始末することを置き去りにしてきたツケが、今の日本に突き付けられているワケだし、いくら原子力の安全利用を最先端で研究したところで、いざ「お漏らし」をしてしまうと、そのケツを拭くことは誰にも不可能だって事を、この原研前のホットスポットが物語っているんだよ。
もしこの先、このホットスポットを適切に処理することができたのなら、東海村の原子力関連の研究も意義のあることだと思うし、fukushimaにも一筋の希望の光が見えることだろう。
しかしこのまま放置せざるを得ないのなら、日本の原子力関連政策は徹底的に見直す必要があると思う。
原研前の、この程度の放射能汚染も制する技術が無いのに、何で原発のような大規模な原子力利用が安全にできると言うんだろうか。

すでに安全神話はfukushimaで崩壊しているのに・・・。

だから、この原研前のホットスポットの処理経過を、これからの原子力関連事業における1つの安全性の指針にしたいと、オイラは思っているんだ。
除染などという暫定的な処置じゃなく、放射性物質の処理と無害化を実現できてこそ、これからの原子力関連事業の推進を可能とするし、なによりも今のfukushimaにいちばん必要な技術ではないか。
日本は原子力利用の最先端を行くのではなく、事後処理での世界最先端を目指さなければならないし、こんなホットスポットなど簡単に掃き清めてしまうような処理技術を、ぜひ確立してもらいたいと期待しているのだよ。
原発の再稼働などは、そのような技術を確立してからにするべきなんだ。
残念ながら人類は原子力を利用することはできても、排出される放射能を完全に制することは未だ出来ていないという現実を、原研前のホットスポットが表しているんだ。

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2013年07月19日

東海村 原研前の国道での放射線量


オイラのクルマにはドライブレコーダーが備え付けてあり、走行中は常時録画作動させている。
このドライブレコーダーを利用して、走行中のフロントガラスに貼り付けた線量計の数値を読み取れるように工夫してみたのだが、当初のドライブレコーダーでは解像度が低くて録画した映像では、あまり鮮明に数値が読み取れなかった。
そこで新たにフルハイビジョンで録画できるドライブレコーダーに交換してみたのだが、これが以前と比べてかなり良く読み取れるようになった。
まあ、ドライブレコーダーなので通常のハイビジョンカメラよりも画質は落ちるけど、長時間に渡って録画できるため、東京から福島までの走行中の映像もノンストップで録画できるので、その道中における各地での放射線量の変化も記録することが可能なのだ。

そして先の連休に福島に行く機会があったので、その途上に茨城県の東海村にある日本原子力研究開発機構の施設前を通る国道245号線を走行したときの映像をサンプリングしてみた。
ここは以前から度々通行している国道なのだが、この原研前に差し掛かると必ず線量計の数値が上昇するので、気になる場所だった。。
もちろん、その原因は福島第一原発の事故によるものなのだろうが、日本の原子力関連の総本山であるこの場所での線量の上昇は、なんとも意味深であるし、なんといっても、つい先日にも放射能漏れを起こしたうえに、構内の線量を下げるために換気扇で屋外に放射性物質を放出させるという不祥事を起こした原研の前が特に、線量計の数値が上昇することが今回はっきりと判ったのだ。

それって、やっぱり、ここいら辺の施設から漏れた放射性物質の影響もあるんじゃないの?

いまならちょっとくらい漏れて周辺の放射線量が上昇しても、「それは福島由来です」と、言い訳ができちゃうしね。
まあ、コトの真相はともかく、疑わしきはこの目で探れというオイラの信条に従って、今回はその原研前を、ちょっとばかり歩いてきたのだが、その報告は次回の記事にするとして、今回はドライブレコーダーの映像でその数値の変化を観ていただきたいと思う。

上の映像は福島に向かうときで、原研前の国道を北上中である。右手のフェンスの中が原研施設で、施設の中程まで進んでくると数値が上がってくるのが読み取れ、さらに進んで施設の途切れる久慈大橋の手前まで来ると、数値が低くなってくる。
ただ、線量計は平均化しながら数値を示すので、走行中のクルマでは表示される数値にタイムラグが出るため、すでに通り過ぎた地点の数値が示されてしまう事を考慮しなければならない。

下の映像は福島からの帰路で、左手のフェンス内が原研施設となる。このときには渋滞などの影響で低速走行が多く時間を掛けて測定できたので線量計の数値も往路よりも高く、数値変化に伴う場所の特定もほぼ正確に記録できたと思う。
その結果、やはり原研の正面ゲート付近が特に線量が高いことが判ったワケだ。
車内での数値でもはっきりとした上昇傾向が確認できたので、車外ではさらに高い数値を示すだろうと思い、ちょいと探ってみたくなったのだ。


なお、線量計の数値が読み取りにくい場合は、できるだけ画質設定を高くしてご覧ください。
回線スピードが遅かったりブラウザによっては再生に支障が出る場合がありますので
悪しからずご了承ください。

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2013年06月21日

クマ棚の森

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裏磐梯の秘密基地から10分ほど歩いた林道脇の木の上にクマ棚を発見。


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近づいてみると栗の木だった。


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木の下にはクマが食べたであろう栗の食痕があった。


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そして糞も。


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辺りを見渡してみると、周辺の木にもクマ棚がたくさん作られていた。


少し離れた木には樹皮が剥がされた跡があったが、これはクマの仕業ではなく、横方向から剥ぎ取った跡が残る歯型からすると、たぶんカモシカの食痕だろう。
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そんな野生動物の息吹が感じられるこの森にも、原発からの風が確かに届いている。
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裏磐梯の風光明媚な地形は明治時代の磐梯山の大噴火によって形成されたことはよく知られているが、噴火による火砕流などで荒廃してしまった森林が、その後、人の手による地道な植林などによって、後世の自然環境が整えられたのは、あまり知られていないだろう。
人の手によって復活を遂げた自然環境もあれば、原発事故によって人の生活圏が限りなく原野化してゆく自然環境も存在する。
それが今の福島県の現状なのだが、裏磐梯の見事な自然環境が、昔の機材も乏しい時代に人の手によって復活したことを思えば、原発事故による環境破壊も、現代人の英知と技術、そして地道な努力によって、きっと乗り越えていけるとオイラは信じたい。
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崖の上にもクマ棚。

まあ、この周辺では放射線を気にするよりも、まずはクマに注意しなければならないだろうね。
作られた自然環境だろうが空から降ってきた放射性物質だろが、クマには知ったこっちゃないだろうから。
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2013年06月19日

裏磐梯では

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裏磐梯の秘密基地周辺の放射線量は、地上高約1メートルでは0.3μSv/h、地表近くでは0.5μSv/hと、去年と比べても相変わらずの数値を示す。
警戒区域周辺から比べれば、かなり低い数値にみえるのだが、この程度の線量でも十分留意すべき数値だろうと思う。
神経質になり過ぎて過剰に不安がるのも問題だが、馴れすぎて原発事故への関心そのものが風化してしまうのも問題だ。
この放射線量が平常時の数値に戻るにはあと何年必要なのだろう。
福島第一原発の廃炉が済み、放射線の影響が無くなったその跡地に立ち、線量計を捨て去る瞬間の写真を、オイラは命のある内に撮ることができるだろうか。
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2013年06月15日

立入制限

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2013年5月現在、国道6号線を北上して一般車両が立入できる警戒区域はこのゲートまで。
これから先は、立入許可を得た者のみが入れる帰宅困難区域となっている。
しかし、通行が可能なこのゲート手前でも、線量計の数値は6μSv/hを超えている。
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同じ場所でも、歩道が無く路肩に雑草が茂っている道路の反対側では7μSv/hを超えてくる。
しゃがみ込むと10μSv/hを超え、地面すれすれでは13μSv/hを超えてしまう。
やはり雨風で洗われるアスファルトやコンクリートの路上よりも、雨水の染み込む土壌の方が放射性物質が蓄積しやすく、汚染濃度が高くなってしまうのだろう。
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立入可能なこの場所でも、これだけの放射線量が計測できるワケで、目にも見えず、肌にも感じず、直ちに身体に影響しないといわれる放射線量といえども、このゲートで警戒にあたっている警備職員はもちろんだが、さらに放射線量の高い立入制限区域内で除染作業や復旧作業に従事している各方面の職員や従業員の方々の、目に見えない過酷さが忍ばれる。
そのような現地での取り組みを、気休めだの無駄だのという批判的な声を発する輩を、遠く離れた地域で見受けることもあるが、こうして現地入りして見て歩くたびに、そうした机上の空論というより卓上の妄想のような理屈をこねているヤツには、本気で明日の日本を憂う気持ちなど、ありはしないと思えてくる。
この現状を歪曲して、反体制の出汁やイデオロギーの肥やしにしてしまうのは、なんとも愚かしく思えるね。
だからオイラは官邸前に集うよりも、被災地の現状を目で見て肌で感じることの方を選ぶんだ。
それが唯一自分にとって確かな事だと思っているからだ。

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2013年06月12日

これから・・・

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富岡町は福島第二原発の北側に位置していて、第一原発の事故による放射能汚染の影響で警戒区域に指定され、いまでも住民のほとんどが避難生活を強いられているが、先の警戒区域の再編により一部区域は立入ができるようになった。
しかし町内の至るところが震災当時のまま時間が止まっているようで、一時帰宅はともかく、ここでの日常生活が戻ってくるには、これからも様々な困難を乗り越えなければならないのは、線量計の数値をみても明らかだ。
それでも国道の歩道橋には、この町の不屈の意思表示が掲げられている。富岡町の復興への本格的な戦いは、これからはじまるのだろう。
これまでのコトを非難するだけなら簡単なことだが、すべてはこれからが大事なことで、そんな被災地のこれからを、コツコツと見て歩いていこうと思う。
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すべてはこれからだ。

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2013年06月06日

除染袋

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瓦礫処理が少しずつ進む一方で、代わりに増えていくのが除染作業に伴って収集される、放射性物質を含んだ廃棄物を詰め込んだ「除染袋」だ。
このような除染袋が除染作業の済んだ所々に積まれていて、その後、地域ごとに指定された仮置き場へ順次収集され運び込まれてくる。
仮置き場といっても空き地に野積みするだけということではなく、まず袋詰めで運び込まれた廃棄物を、併設された除染廃棄物減容施設で圧縮などの減容処理を施して、しっかりと再梱包する。
敷地は雨などによって廃棄物から流れ出た放射性物質を含んだ汚水が、周辺の土壌を汚染してしまうのを防止するため、整地した地面下に遮水シートなどで防水処置を施して排水を管理するように対策されている。さらに除染廃棄物を詰めた袋は仮置き場の中央部へ並べ、その外周と上部に汚染物質を含んでいない土を詰めた袋を、除染袋を囲い込むように重ねて並べて、除染廃棄物から出る放射線の影響を減少させるように対策しているようだ。
そのためだろうか、仮置き場を見下ろす土手の上の国道で計測した放射線量よりも、敷地のすぐ脇に下りて計測した放射線量の方が低い数値を示していた。
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現在このように積み上げられていく除染袋も、やがて敷地が満杯になれば遮水シートなどで覆い隠され、さらには放射線を封じ込めるために土が掛けられて、土中に埋められてしまうのかもしれない。
行政サイドでは、仮置き場としての措置は概ね3年を目途にしているようだが、最終的な処分方法などが決まらなければ、次はいつここから搬出されるか不明だ。
だから、このような光景が見られるのも今のうちだけなのかもしれない。
震災以降、継続的に現地に出向いているのは、こうした『今』を見ておきたいからだ。
地震、津波、原発事故、被災、避難、瓦礫、除染・・・現地では報道などでは伝わってこない『今』がたくさん存在する。
そして『今』はすぐに『過去』になってしまう。
このような仮置き場も、覆い隠されて人目に付かなくなってしまうと、すぐに世間からは忘れ去られる『過去』になってしまうだろう。
だからこそ、過去を忘れ去らないように、今をしっかりと見ておく必要があるんだ。
今を見ておかなければ、過去を語ることもできないしね。
そして過ぎ去った『今』の印象を過去の記憶から呼び起こすための写真を撮り続けていくんだ。
だから『今』の印象を、いかに写真に残していけるのかが、プロであろうとアマチュアであろうと関係なく、写真家としての力量が問われるところなのだと思うね。

写真は過去を残すのではなく、今を残すことが大切なのだ。
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2013年06月02日

福島の瓦礫

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2013年5月撮影

福島の瓦礫処理は、なかなか進まないと聞いている。
他県の被災地と違って、福島の瓦礫は原発事故に伴う放射性物質の影響で広域処理はされず、現地の処理施設だけで管理されながら処理されるので時間が掛かるからだ。
それでもこの場所の瓦礫置き場では、去年の写真と比べてみれば、その量はかなり少なくなっているように見える。
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2012年5月撮影

昨年ここで放射線量を測定したとき、他の地域よりも高い数値を示していた。瓦礫そのものに近づいて計測してみるとさらに高い数値を示していた。
見た目に瓦礫が少なくなった今年はどうであろうかと計ってみたところ、周辺部では昨年とあまり変わらない数値を示した。そしてさらに瓦礫置き場に近づいてみると、これもやはり昨年と変わらず高めの数値が計測される。
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原発事故直後に放出された放射性物質は、津波被害を受けた福島の沿岸部の瓦礫にも広く降り注いだ。
被災地を覆い尽くしていた瓦礫は復旧のため一旦仮置き場に集められたが、降り注いで付着した放射性物質も一緒に集められてしまったため、その放射線量も高くなってしまったというワケだ。
そのことが福島をはじめ、各地の瓦礫処理に対する懸案事項となって、その処理方法などが物議を醸したということだ。
しかし、その瓦礫が少なくなったにも拘わらず放射線量が以前と比べてあまり変わらないのは、長期間にわたり露天に晒されたため、雨などによって瓦礫に付着していた放射性物資が洗い流されて、その下の土壌へ染み込んでしまったためであろう。
このことは放射性物質の対処処理が一筋縄ではいかないことを示しているようだ。
瓦礫は徐々に処理されていくが、放射性物質が処理されるワケではない。
地域の除染作業が進んでも、放射性物質が処理されるワケではない。
しかし、手をこまねいているわけにもいかないだろうし、これといった手だてのない現在では、様々な試行錯誤が現地では必要なのであろう。
現状も把握せず的外れな論理で批判めいた言動を繰り返す輩も見受けるが、現地に出向て現状を見て歩くたびに、そういった言い分が虚しく滑稽に思えてくるオイラである。

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2013年05月31日

福島第二原発周辺

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福島県のいわき市から国道6号線をしばらく北上していくと、福島第二原発が在る。
ここは第一原発の20キロ圏内に在るため、以前は立入も制限されていたのだが、いまは警戒区域の見直しなどで制限が解除されているので通行が可能だ。
しかし今でも、その周辺に差しかかると、放射線量が車内でも1μSv/hを超えてしまう。
もちろん、この放射線は第一原発由来のもので、第二原発からは放射性物質は漏洩していないはずである。
震災当時には第一原発同様、ここ第二原発も津波被害を受けて、一時は危機的状況に堕ちていたのだが、不幸中の幸いにして第一原発のようなメルトダウン事故には至らず、紙一重のところで電源確保が可能となって冷却が復活できたようだ。
当然だが、いま第二原発も稼働はしておらず冷温停止状態ではあるのだが、今でもたまにある大きな余震のことを考えれば、今後も危機的状況に陥るような危険をはらんでいるのは間違いない。
しかしその危機を回避すべく、現場では多くの努力が払われていることも、現地を出入りする車両などから推察することができる。
こうして現場に立ってみると、報道や世論では見えてこない現実も感じ取ることができる。
何ができるワケでもないのだが、この未曾有の状況を現地で感じ取ることが、今のオイラには必要なことと思えるのだ。
だから何度でも現地に足を運んで、継続的に推移を見守っていきたいのだよ。
そうすれば、何かが見えてくるかもしれないしね。
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この場所で車外に出てみたら2μSv/h近くまで数値が上がった。
この線量計が示す数値がいったい何を意味するのか、そのうち答えが見えてくるだろうね。

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2013年05月22日

線量計

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クルマで福島方面へ出向くときには、運転しながらでも線量の変化を読み取れるように線量計を取り付けている。
東京から福島に向かう途上でも、場所によってはそれなりに線量が高いところもあるし、福島県内の警戒区域周辺では走行中に目まぐるしく数値が変化し、その数値もまさに警戒を必要とする高い数値を示すためだ。
立入が許されている地域でも、場所によっては強烈な数値を示すホットスポットが点在していて、線量計の携行は現地で行動する上での必須事項というワケなのだ。

線量計は主にRADEX RD1706を使用している。この機種は電池の持ちがよく、10日間くらい連続で使用していてもバッテリー切れせず、約26秒間隔で平均化した数値を更新して表示するので、クルマで走行中でも数値変化が読み取りやすく、最大で999.0μSv/hまで測定表示できる。
安価な線量計の中には計測時間が長かったり、連続的な測定もできず、10μSv/h程度までしか測定できない機種もあるが、残念ながらそのような機種では、現在のfukushimaでは役に立たない。
立入可能な地域でも、線量が10μSv/hを超えてしまう場所がそこかしこに存在するからだ。

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この線量計を運転中でも見やすいように、フロントガラスに手製のホルダーを吸盤で貼り付け、本体はマジックテープで固定して、車外に持ち出す場合は簡単に脱着できるように工夫している。
なんとも大袈裟なように見えるかもしれないが、現地に何度も出向いて行くには必要な装備なのだ。
これは現地の放射線量の現状を知れば、当然のことなのだよ。

悲し現実なのだけどね。


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2013年03月11日

あれから2年

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あれから2年。
もうなのか、まだなのか、それは人それぞれで感じることは違うのだろう。
自分はジャーナリストではないし、被災当事者でもない。
それでもあのとき、そこへ行かなければならないという漠然とした衝動に駆られて、福島の被災地へ入った。
福島は母親の出身地でもあり親戚も多く、いわき沿岸部のこの場所も、かつて叔母の家があり、小さい頃に遊びに訪れた場所でもある。
震災の二年ほど前に久しぶりに訪れてみたことがあるのだが、そのときはすでに叔母の家もなく、どことなく小綺麗に整った町並みに、小さい頃の記憶がなかなか重ならず、少し寂しく感じたものだった。
しかし、震災後の変わり果てたこの場所に佇んだときには、寂しさや悲しさを越えて、記憶も感情もしばらく停止状態に落ちてしまったかのような衝撃を受けた。
そして、その現状を見て歩くうちに、被災地とそうでない地域との、震災や原発事故における感覚のギャップや風評、根拠のないデマや憶測など、事実とは異なる世迷い言が巷に蔓延していくことに、何とも言えない虚無感を覚えるのだった。

そんな世間の世迷い言に流されず、自分なりに事実を受け入れるために被災地を訪れ、その後の成り行きや推移も記憶にとどめようと、オイラは度々被災地に出向くようになったのだ。
それは被災地のためとか、世間に真実を問うといったような高尚な目的などではなく、ただ自分自身の記憶に刻むことと同時に、行きもせず見向きもせず、ただ自分の感情や思想のためだけに物を言う輩には、なりたくないってことでもある。

たとえ何もできなくても、自らの足でそこへ立ってみることが自分にとっては大事なことで、クルマに備え付けた線量計の数値の変化に憂いを覚えながら、これからも福島をはじめ各地の被災地へ出かけて、その場の空気と時間を肌身に感じていこうと思うのだ。

あれから2年だが、これからもずっと3.11は巡り、終わることも忘れることも自分にはないだろう。


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2012年11月27日

書きたいことは数々あれど

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気が付けば、もう今年も残すところ一ヶ月余りとなってしまった。
こちらのブログも相変わらず滞っているが、書きたいことは山ほど在る。
山ほど在りすぎてまとまりきれずに、ついつい疎かになってしまっているのだ。
・・・なんて言うのは、たんなる言い訳。。
でも、書きたいことは確かにたくさんあるんだ。
ずぼらな性格故に、ついつい時機を逸してしまっているのが実状で、微妙な時勢のこともあり、ズルズルと先延ばしになってしまっているコトが多い。
たとえば、震災瓦礫にまつわる放射線問題とかね。今年は福島県以外にも各地に出向いて見聞してきた。
まあ、世に問いかけるような崇高なビジョンを持っているワケでもなく、たんに自分が知りたいだけで飛び回っているだけだから、気が向いたときに書き出せばイイことなので、焦ることもなくズルズルと放って置きっぱなしになってるんだな。
しかし、今年も残り一ヶ月だから、そろそろ総括していかなければならんだろうね。
でもまあ、あわてずあせらずじっくりとやっていこうと思う。。
皆様も見捨てることなく、なが〜い目で見守っておくんなさいまし。

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岩手県の陸前高田市。はじめの写真にある一本松は保存処理のために切られてしまい、いまはこの場所にない。
市街地には瓦礫の山と広大な空き地のなかに、取り残された大型建造物だけがオブジェのように点在していた。



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福島県いわき市の震災瓦礫置き場。放射線量はそれなりの数値を示していた。



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宮城県石巻市の震災瓦礫からは、北九州の一部で騒がれたような放射線量は検出できなかった。



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宮城県女川に在る原子力防災対策センターは津波で甚大な被害を受けて、その機能を果たすことはできなかった。



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女川原発。津波による被害は些少で、見た目にも平常時の様子を窺わせているが、その周辺地域の津波被害を検証すれば、女川原発の震災被害の小ささが奇跡的で、その危うさが浮き彫りになることが判る。



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茨城県北茨城市、五浦六角堂。津波によって流失してしまった六角堂は、すでに再建されはじめている。
しかし、この周辺も放射線量は比較的高い数値を示していた。



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茨城県日立市。この辺りの放射線は低い数値であった。



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茨城県守谷市、常磐道 守谷SA。この辺りも首都圏では放射線量が高めの地域である。



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神奈川県川崎市。ウチの近所を流れる多摩川の対岸に在る河川敷のホットスポット。
福島第一原発から200km以上離れたこの場所でも、放射性物質が集まってしまうとこの数値を示す。

個々のことは、そのうち記事にしてみようかと思っている。
まあ、そのうちにね。

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2012年10月01日

明日はどこまで行くのやら

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まあ、危険でなければどこへでも行く。
危険であるかどうかは、自己判断で決める。
自己判断のための、自分なりのデータ取りはだいたいできてきた。
何事も他人任せではラチのあかない世の中で、不確かな情報やデマに踊らされるのはまっぴらだからね。
踊らされるのはイヤだが、地面にはいつくばるにも、それなりの判断が必要な場所もあるってことは事実だ。
不確かな世の中で確かな情報を得るには、自分の足と目で確かめてみることが一番。
ウダウダと体制を批判したり、チンタラと集ってみたりするのは性に合わないしね。
自己判断は自己責任だから、自分のデータを他人に勧めることもしない。
あくまで自分のやりたいことや言いたいことのためのデータだからね。
だから明日も行きたいところがあれば、どこへでも行ってくるってワケさ。
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2012年09月02日

喜多方にて

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福島県の喜多方といえば全国的にもラーメンが有名で、市内には数多くのラーメン屋が在るのだが、喜多方ラーメンの特徴は太めの平麺にあって、スープの味は店それぞれ違いがあり、けっこう好みの分かれるところでもある。
そんな数多い喜多方ラーメンの中でも、オイラの好みは『坂内食堂』のラーメン。豚骨だしのスープなのだが、ドンブリの底が見えるくらい透き通ったあっさり豚骨スープなのだ。でも、あっさりと言っても、しっかりと出汁が効いている。
そして、そのメニューのなかでも『肉そば』が一押しで、まあ、平たく言えばチャーシュー麺なのだが、麺が見えないほどタップリとチャーシューがのせてあるのだが、そのチャーシューも柔らかくコクはあるがしつこさのないさっぱり味。あっさりスープと相まって、朝から食べられるラーメン『アサラー』として、坂内食堂は朝早くから営業している。
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コッテリ系のラーメンが好みなら物足りなさを感じるかもしれないが、最近ありがちな凝りすぎて複雑すぎる味の創作ラーメンなんかよりも、シンプルで食べやすい味がオイラは気に入っている。

そんな坂内食堂は喜多方ラーメンの中でも人気があって、土日や連休になると店先に長い行列ができるほどの盛況ぶり。
今年のゴールデンウィークに訪れたときには、時折小雨が降るあいにくな天気にもかかわらず、2時間待ちの行列ができていた。
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その行列に列びながら放射線量を計ってみたが、この程度の線量なら長時間に渡って列んでも、安心して喜多方ラーメンを存分に堪能できるだろう。
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オイラはそれほどラーメン通ではないけど、ここのラーメンは何度でも食ってみたくなるんだよね。
まあ、ラーメンに限らず安全だとわかれば、福島の物は何でも食べるけどね、オイラは。
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肉そばにピリ辛ネギをのせた『ネギチャーシュー』もおすすめだ。
ラーメン通は安心して喜多方へ行くべし。

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2012年08月23日

東北道 安積PAにて

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東北道の安積PAは福島の郡山市内に在るため、東北道のPA、SAの中でもとくに放射線量が高い。
パーキングエリアの舗装されている敷地の空間線量でも、線量計の数値が0.8μSv/hを超えてくる。
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未舗装の草地に出てみると、さらに線量計の数値が上がって1.0μSv/hを超える。
地表近くまで線量計を下げてみると、1.5μSv/hを超えてしまった。
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高速道路のパーキングエリアということを考えれば、ドライブ中に一時的な休息などで立ち寄ることが一般的で、連日に渡って長時間滞在することは無いので早急な問題も無いのかもしれないが、ここに勤務している施設の従業員も居るわけだから、長い目で見ればそれなりの対策も必要なんじゃなかろうか。
パーキングエリアという限られた敷地内なのだから、簡易的にも除染を施すことができると思うのだけどね。
福島県内では、居住区域でもこの程度の放射線量のところが存在しているし、もっと高い地域もあることは周知の事実だが、この程度の数値は当たり前といって感覚的になれてしまうのはマズイのではないかと思う。
もっとも、ピリピリと神経質になってしまうのも問題かもしれないが、事実を検証する問題意識だけはしっかりと維持した方がイイと思うのだ。
現地に在住していない者の外野的な戯言かもしれないが、こうした現実に触れるにつれ、福島の現状は気の毒でならない。

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2012年08月02日

会津若松にて

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会津若松にて、所用の合間に近隣の七日町周辺を歩いてみた。
七日町は会津若松よりJR只見線で一つ目の駅で、レトロな町並みが残る、会津若松の中でも人気の観光スポットでもある。
今回は所用のついでということもあり、サラリと流す程度に放射線量を計りながら歩いてきた。
会津若松は第一原発より100kmほど離れており、原発事故の影響は地理的条件や風向きなどによって、同じ福島県内の郡山や福島市などの中通り地方よりも少ない傾向にある。
場所によっては少し高めのところもあるようだが、栃木や群馬、そして東京近郊のホットスポットなどよりも低い数値なのだ。
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『FUKUSHIMA』という言葉が原発事故の代名詞になってしまったのは事実だが、福島県内がすべて危険というわけではない。
放射線の影響が皆無というわけでもないが、現状では日常生活に支障が出るほどではないことは確かなようだ。原発事故によって避難を強いられている地域の仮設住宅も近隣にあるが、この周辺なら数値的には安心できるだろう。
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しかし、放射線量も未だ高く除線を必要とする地域もかなり在る中通りの福島市や郡山市にも、原発事故によって避難している被災住人が数多く暮らしているが、生まれ育った地元から遠く離れたくないというのが避難民の心情でもあり、安全とわかっていても遠く離れて慣れない雪に苦労をしたりすることの方が負担に感じる避難民も多いと聞いている。
端から見れば、なぜ放射線量の高い地域から逃げずに暮らし続けるのかという疑問もあるだろうが、被災地の地元住人の感情というのはそれほど単純なことではない。
非難の矛先を誰かに向けていれば気が済むということだけではない現実が福島には在る。
そのようななかでも、会津若松の観光業は予想以上の復調傾向にあるという。福島や東北各地に観光客などの人たちが戻りつつあることは良いことだと思う。震災によって大打撃を受けてしまった産業の復興にも、まだまだかなりの時間が必要であろうし、支援のあり方にも問題が山積している。
しかし、観光の復興ということでは、今まで通りに観光に出かけるだけでも、個人レベルでの直接的な復興支援につながる。すべてが危険だと言って敬遠するだけでなく、実態に即した行動をとることが肝要だとオイラは思う。
様々な風評で福島のあらゆる産業や生産物が敬遠されているが、「FUKUSHIMA」を反原発、脱原発の「ダシ」としてだけ取り上げるのではなく、福島の現状を正しく理解して、突き付けられている現実を棚上げすることなく、福島県民をはじめ被災者の感情を酌み取りながら、復興支援の在り方を考えるべきではなかろうか。
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官邸前に集うのも大事だが、福島にもっと目を向けることも大事なことだ。
できることなら福島に行って実状を観てみるべきだね。
何がダメで何は大丈夫なのか、しっかりと把握しなければ福島を救うことはできないのではなかろうか。
福島を置き去りにした反原発や脱原発なんてあり得ないと、オイラは思うのだ。

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2012年07月21日

磐越道 五百川PAにて

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先日、福島の会津若松へ所用があって行ってきた。
行きすがら、いつものように放射線量を計測しながらクルマを走らせていたのだが、当日はあいにくの雨模様だったので、クルマを停めて車外での計測はなかなか思い通りにならなかった。
今回は、東京から常磐道を通りいわきを経由して会津若松へ向かったのだが、水戸を過ぎる頃からかなりの大雨になってしまい、途中いわき市周辺での計測は断念して、そのままクルマを走らせて磐越道へ入り会津へ向かった。

要所々々における車外に出ての計測は思い通りにはならなかったが、走行中の車内での計測では、常磐道の茨城に入った辺りと日立を過ぎて北茨城に差し掛かった辺りで、線量計の数値が少し上昇した。
福島に入っていわき周辺になると、意外と放射線量は低めに推移する。以前にいわき市周辺で計測したときにも、第一原発に近い割には、その放射線量は思っていたよりも低い数値であった。
しかし、常磐道から磐越道に入って西に向かい三春町を過ぎる辺りになると、徐々に数値が上昇し始め、郡山ジャンクションに近づくと急激に数値が上がってくる。
東北道から福島に入るときにも、那須を過ぎる頃から徐々に放射線量が上昇し始め、郡山手前に差し掛かると数値が急上昇し始める。
やはり郡山周辺の放射線量がかなり高いことは、高速道路を移動中のクルマの中でも、線量計によって知ることができるのだった。

郡山ジャンクションを過ぎると雨が小降りになったので、直近の五百川PAに寄って放射線量を計ってみることにした。ここは郡山市街から西へ少し行ったところだが、郡山市街に比べれば放射線量は少し低めではあった。
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しかし、コンクリートなどで整地された敷地から、草の生えている土の地面へ出てみると、やはり数値が上昇する。ほんの数メートル移動しただけでも、数値は倍以上も変化するのだ。線量計を地表に置いてみると、さらに上昇する。
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高速道路のパーキングエリアの狭い範囲内でも、これほど放射線量の数値に差が出てくるのだから、各地域で公表されている放射線量なども、何処でどのような条件で計測しているのかによって、その数値に差が出てくるのは確かなのだ。
公表されている数値に偽りはなく正確だとしても、その一つのデータだけですべてを推し量るにはムリがあるってことがわかる。とくに放射線量の高い地域では、その数値の差もかなりあるので、汚染度の傾向を知る上でも、こまめに計測することが必要だと思うワケだ。
でもそれは神経質にってワケじゃなくて、現状をしっかり把握したいからだよ、オイラの場合はね。
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ちなみに線量計をRADEXのRD1706にしてみた。こっちのほうが昼間の撮影では、液晶画面の数値が見やすいからだ。いままでのSOEKS 01Mも満足のいく性能なのだが、写真に撮ると画面が見にくかったりしたので、これからはRD1706とケースバイケースで使い分けていこうと思っている。
これはオイラのこだわりだね。

LX3
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2012年06月02日

裏磐梯周辺にて

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裏磐梯周辺の山間部でも放射線量を計ってみた。
まだ残雪がちらほら残る檜原湖湖畔では、0.3μSv/h前後の数値が出ていた。
福島市や郡山市の市街地よりも低い値ではあるが、東京周辺の平均値と比べれば、やはり高い数値であることには間違いない。


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別な日に、今度は小野川湖から秋元湖へ下る林道にて計ってみると、ここでも概ね0.3μSv/h前後の線量が確認できた。裏磐梯周辺では、この程度が線量のアベレージなのだろう。


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林道を抜けて秋元湖の岸辺に出てみると、放射性物質の影響による魚の制限を示す看板が立っていた。
この場所はコンクリートブロックで護岸されているうえに道路も舗装されているので、放射線量の値も低くなっていた。
ブロックの上には、誰かの置き土産が一つ。その脇の線量はさらに低く、この程度の数値なら安心して用を足すことができるだろう。
しかし、森の中で暮らすこの置き土産の主に、森に降り注いだ放射性物質がエサとともに体内に取り込まれて、どのような影響を及ぼしているのかは、今の段階では知る由もない。
ウンチを落とした場所よりも、エサを獲ている場所の放射線量が気がかりだね。
人が食べる食料には、放射性物質が含まれないように気が遣われているが、野生動物のエサには、降り注いだ放射性物質がそのまま含まれているのは確かであろうからね。
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posted by stma at 17:41| 東京 ☀| Comment(0) | 震災 原発 放射線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする