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2010年05月14日

雪の下では

DSC_9408.jpgGW当初、裏磐梯のとある沼の周りにはまだ残雪が所々残っていた。
その残雪が残る地面の周りには、なにやらポコポコと穴が開いていた。
その穴の周りには、掘り出された土がうねうねと残されており、よく見れば高い山になっておらず低く放射状に積まれているのは、たぶん雪の下で穴が掘られたからなのだろう。
雪の圧力で掘り出した土は高く積めずに、地面と雪の間に押し出しているうちに低く放射状に延びていったんだと察せられる。
そして、この穴の主はでれであるかというと、たぶんネズミだろう。
DSC_9450.jpgなぜなら、周りの雪が溶けた藪の中には、夕方になるとカサコソとネズミが走り回っていたからだ。
普段は藪の中とか土の中にトンネルを掘って活動するネズミが、なぜか雪の下では大胆に開けた場所まで活動を広げているのだ。
それは積雪のよって地面が閉ざされるため、天敵などに発見される危険が減るために、
普段はけして出てこないような草木の生えていない広場にも、地面や雪の中にトンネルを掘って活動範囲を広げるのだろう。雪が溶けると、そのネズミの痕跡がそのまま出てくるというワケだ。


DSC_9710.jpg気温が上がった数日後に同じ場所に行ってみると、雪が溶けた地面にハッキリとしたネズミの「けもの道」も出てきた。
藪の方から広場の中心に向かって延びていて、ハッキリとした幹線路の他に、脇には無数の穴や脇道が見てとれる。
雪の中は冷たいし、土を掘るには疲れるしということで、ちょうど地面と雪の間に道を造って行き来していたのだろう。
その地面がえぐられた道の具合から、かなり頻繁に使われていたメインストリートだったのだろうな。

DSC_9713.jpg何もかもが雪で閉ざされてしまう厳冬期にも、その雪の下ではネズミたちが自由を謳歌するように活動していることを思うと、なんだか愉快な気もする。
しかし、厚い雪の下で安全に行動できるようになったからといって、あまりにも大胆に行動していると、目ざといキツネがその優れた聴覚で、雪の下のネズミを狙って捕らえてしまう。
厳しい厳冬期には、キツネも餌の確保が厳しくなるなるので、こういった雪の下のネズミが、貴重なエネルギー源になるのは当然である。
餌という字が示すように、キツネは優れた耳で食を得ているのである。
雪で閉ざされてはいても、そのことでネズミが行動的になり、その音を巧みに聞き分けて雪上からその位置を知り、ジャンプ一撃で雪中のネズミを捕らえることがキツネにはできるのだ。
もし、雪の下でネズミたちが大胆な行動をしなければ、冬季のキツネは困ってしまうだろう。
自然というのは、なんとも上手くできているものである。

このネズミのけもの道も、すぐに草が覆って分からなくなってしまうだろうし、雪がなければ猛禽類のような天敵に上空から狙われるので、このような開けた場所には出てはこないだろう。
雪解けのほんの短い期間だけ見ることが出来るこれらの痕跡から、真っ白な雪原の下で自由に動き回るネズミたちの姿を思い描くことができるのだから、どんな時期でもフィールドに出て、いろいろと発見するのは面白いことだね。わーい(嬉しい顔)

D700  VR24-120
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2006年04月27日

人光浴

DSC_3638.jpg DSC_3640.jpg DSC_3686.jpg 
東京の夜空は街の灯りで、星が見えないほど明るい。
満開の桜も、ネオンや街灯の光で勝手にライトアップされている。
都会人には、月明かりがどれほど明るいのか、知っている者は少ない。
まして、闇夜の本当の暗さもわからないだろう。
暗いと思っている夜でさえ、これほどの人工光を浴びているのにも気が付かないのだ。
言ってみれば、毎夜、知らぬ間に人光浴をしているのである。
知らぬ間の人光浴に、どれほどのエネルギーを消費しているのかも、知る由もないだろう。

星も見えない夜空なんてイヤだな。
夜桜も、月明かりで見るのが風情があって良いと思うのだが
暗い夜を望むというのは、はたして贅沢なことなのだろうか。
明るすぎる夜は、何かを狂わせてしまっているのかもしれない。

D200  VR18-200

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posted by stma at 19:58| 東京 🌁| Comment(0) | 自然環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月11日

往生際

DSC_0784.jpg   DSC_0788.jpg
干潟のアシ原の奥に、川鵜がジッと佇んでいた。
近づいてみると、少し奥の方へ移動したが、すぐに立ち止まり、辺りを警戒しているようだ。
少し距離を置いて観察してみると、どうやら年老いた川鵜のようだ。
くちばしの欠損などからそれが伺われる。
すでに飛び上がる体力もないようだ。
もしかしたら、数日前に来襲した台風の時に、致命的なダメージを被ったのかもしれない。
それにしても、それ以上逃げもせず、在るところで立ち止まったままいるのは何故なのかと辺りを見てみると、川鵜の奥の草むらに、野良猫が潜んで居るではないか。

 DSC_0791.jpg 
川鵜は、野良猫と私に挟まれて、身動きできずに、双方をジッと睨んでいたのだ。
野良猫も、川鵜ぐらい大きな野鳥になると、おいそれとは襲いかかれないようだ。
川鵜の方も、飛べないとはいえ、気力で野良猫を牽制して、攻撃のスキを与えていない。
やがて、野良猫は私の出現もあり、諦めてその場を去っていった。
それを確認したかのように、川鵜は少しずつ奥へと歩き始めた。
私も距離を置きながらついて行くと、ゴミの散乱する場所で立ち止まり、辺りを窺いながら、護岸の上の草むらの中で、座り込んでしまった。

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野良猫との睨み合いで、気力を使い果たしてしまったのだろうか
もう飛べないであろう空を見上げていた。
私は近づいて、その傍らに腰をおろしてみたが、逃げようともせず、まるで往生際を悟ったかのようにジッとしていた。
 R0010073.jpg 
一人と一羽が、ゴミだらけのアシ原の奥に座り込んで、同じ時間を共有したのだった。
しかし、しばらくすると川鵜は、何かを思い立ったかのように立ち上がり、
また、アシ原の奥に歩き始めた。
私はもう、追うことはせずに、川鵜がゴミためを越えて、アシ原の奥に消えていくのを見届けた。
やはりゴミの中で果てるのは本意ではなかったようだ。
川鵜も、最後の場所は自分自身で、相応しい場所を選びたいのだろう。

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都会の河川敷でも、人知れずこの様な命のドラマが在ることを、もっと知るべきかもしれない。
posted by stma at 20:23| 東京 ☁| Comment(0) | 自然環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月19日

河口干潟 新参者

DSC_9452.jpg DSC_9453.jpg
アオサギの向こうに、なにやらうごめくモノが居ると思ったら、タヌキでした。
干潟を渡って、岸寄りのアシ原に移動中です。


この干潟で最近驚いたことは、アシ原にタヌキが住み着いたことです。
しかもつがいで、どうやら繁殖もしているようです。
多摩川の中流部には以前からタヌキが棲息していましたが、ここまで進出してきたとはチョット驚きです。
たぶん多摩川流域では、最下流部に棲息しているタヌキ夫婦でしょうね。
幸いなことに、まだ気が付いている人も少なく、アシ原も容易に人が踏み込めないので
餌付けもされずに、野生状態を保っているようです。
普段は奥のアシ原にいるので、見あたりませんが
潮が引いて干潟が現れると、手前のアシ原にエサを探しに渡ってくる時があります。
その行き帰りに干潟を渡る時の、ほんの数十秒間だけ、姿を確認することができます。
しかも、流れ込みの裏手になるので、見える範囲もかなり狭く
意識して見ていないと、気が付かないでしょうね。
タヌキにとっては、その方が好都合なのかもしれません。
それに、毎回必ず現れる訳ではないので、観察するにもかなり根気がいります。
とりあえずは、引き潮時の干潟が現れている時間帯に、現れる可能性があるだけです。
今は子育ての時期なので、そのためか全く姿を現しません。
アシ原には入れないので、その中でどのような行動をしているのかは確認できませんが
秋頃になると、子連れでゾロゾロと出てくる可能性もありますね。
この干潟周りには、タヌキ親子が棲息するには十分のエサがあると思われます。
ただ、場所的に限定された所なので、繁殖して個体数が増えた場合に、どのような事になるかはわかりません。
場所的な限界は近いですが、さらに下流部に移動するグループが現れるかもしれないですね。
さすがに、この辺りには河川敷以外での生息は不可能ではないかと思われます。
いずれにしても、今後も観察を続けて行きたいと思っています。


DSC_9464.jpg DSC_9474.jpg DSC_9475.jpg
奥のアシ原に戻るときにまた、干潟を渡っていきます。
この時は、潮が満ちて来ていたので、脚の半分ぐらいまで水に浸かって、歩きにくそうでした。
この個体はオスですね。途中で何度かこちらの様子を伺っていました。


IMG_2096.jpg
この個体はメスで、しかもお腹が大きく、どうやら身籠もっているようです。
たぶん今頃は、子育ての真っ最中なのでしょうね。
そのためか、今はこの場所に、オスもメスも現れません。



DSC_0226.jpg DSCN1826.jpg
潮が満ちてくると、このように渡れなくなってしまいます。
右の写真は、チョット俯瞰にして撮ったところ。
奥のアシ原から、左手の岸寄りのアシ原に渡ってきます。
奥のアシ原のさらに向こう側が、川の本流になります。
限られた場所ではありますが、この干潟の多様性は計りしれませんね。

posted by stma at 20:49| 東京 ☁| Comment(11) | TrackBack(0) | 自然環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月15日

河口干潟 野鳥

DSC_0090.jpg DSC_0092.jpg DSC_0124.jpg
カルガモは留鳥で一年中見られ、繁殖もしています。

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コアジサシは初夏にやってきて、ここではエサを捕食していますが、営巣は他の場所でしています。

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冬になると多くのカモ類が渡ってきます。右の写真はオナガガモとそれを威嚇しているバンの幼鳥。
ここのカモたちは『ドバト化』している。


DSC_1358.jpg DSC_0593.jpg DSC_3988.jpg
ユリカモメもここでは冬鳥ですが、少数は夏まで留まるモノもいます。 アオサギは留鳥です。 


ここの河口干潟は一年を通じて、さまざまな野鳥がやって来ます。
留鳥の他に、季節ごとに渡ってくる野鳥も多く
バードウォッチャーには以前から知られた場所ではあります。
最近では以前には見られなかった野鳥も現れるときがあり
ここの自然環境の多様性が見えてきます。

話は変わりますが、私はバードウォッチャーは苦手なんだな。
特に写真を撮影しに来てる「鳥屋」さんたち。
私が撮影していると
「今日は何が出ましたかぁ?」とか、「何を撮ってるんですかぁ?」などと声をかけてきて
「ここで私はナニナニを撮影しましたよォ」
「先日どこそこに行ってホニャララを撮影してどうたらこうたら・・・」
なんてことになってくるわけだ。
その後はきまって機材の話・・・。
鳥屋さんたちは機材にはうるさいですからねぇ〜。
挙げ句は、「あなたはあまり見ない顔ですね。このあたりは初めてですか?」とか言ってくる。
「私はガキの頃からここら辺で遊んでるんですよ。写真は趣味だけど鳥が専門って訳じゃない」
っと、私が素っ気なく答えると、怪訝そうな顔をして行ってしまう。
すべてのカメラマンがそんな風ではないが、自慢話と常連面はいただけない。
それに写真を画的に良くするために、現場にいろいろと小細工するのもどうなんだかなぁ。
このあたりが、カメラマンが非難される元のような気がする。
だって、写真が趣味の私だって『ウザイ』と思うくらいだからね。
(話が脱線して恐縮です)


DSC_4772.jpg DSC_0502.jpg
都心部ではトビが激減してしまいましたが、ここには少数ですがまだ飛来します。
トビが減ってしまた原因は、エサとなる小動物の屍肉や生ゴミなどが、都心部では少なくなってしまったのと、カラスの増加で、エサが捕りにくくなってしまったからだと思われます。
つまり淘汰されたわけですね。


IMG_1306.jpg IMG_1307.jpg
トビは減ってしまいましたが、かわりにハヤブサなどの猛禽類が飛来するようになりました。
カモやドバトなどが多く集まるので、それを狙って狩りをしています。
これらの猛禽類のエサは、都市部に豊富に存在し、高層建造物などは
断崖絶壁を好む彼らの、絶好の休息場となり
彼らにとっては都会暮らしも、意外と馴染みやすかったのかもしれません。


IMG_1576.jpg IMG_1580.jpg
チョウゲンボウは通年見られるようになりました。どこか近くで繁殖しているのは、間違いないようです。

IMG_0811.jpg IMG_0843.jpg DSC_0087.jpg
一時は幻の鳥とまで言われたカワセミも、最近は都市鳥の仲間入りをするようになり
ついには、この河口干潟にまで現れるようになりました。
中央の写真のカワセミは、右の写真に写っている、『青テントの小屋』に留まっているところ。
羽毛の汚れがこの場所の環境を物語っているのか?
『清流の宝石』のイメージは何処へやら。
ふらふら

DSCN1802.jpg DSCN1806.jpg 
干潟からのびているモノは、カワセミを『美しく』撮影するために、カメラマンたちが干潟に植えた留まり木用の枝。
下の潮だまりには、ボラの幼魚などの小魚がいます。
それを狙うカワセミを撮影したいようだ。
実際は、先の小屋周りに留まったり、テトラポットの上に留まったりと
カメラマンの思うようにはいかないようだ。
したたかさは、カワセミの方が一枚上手のようですな。
手(チョキ)

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カワセミのかわりにスズメが留まっていたが、こんな感じに撮影したいのだろうな。カメラ
posted by stma at 03:30| 東京 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) | 自然環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月05日

河口干潟 トビハゼ その3

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潮が満ちてくると、狭くなった干潟に集まってくる。

DSC_0697.jpg DSC_0689.jpg DSC_0183.jpg
水を嫌うかのように水面を飛び跳ねて移動し、岸に上陸するモノまでいます。

トビハゼは魚のくせに水を嫌うような行動をします。
勿論、呼吸はエラ呼吸が主なので、水がなければ生きていけませんが
潮が満ちてくると、追われるように少しでも地面が残っているところへ集まってきます。
そうするとトビハゼの密度が上がるので、もめ事も多くなってきます。
そして、そこからはじき出されたトビハゼは水面をピョンピョンと跳ねながら
別の場所に移動していきます。
ついには岸に上陸したり、アシの茎にしがみついたりして
少しでも水から上がろうと努力しているようです。
近い将来、進化の過程で肺呼吸を手に入れて、陸上を闊歩することを
種の目標にしているのだろうか。
しかし、干潟が消滅していくとなれば、その目標を変えて
水中での適応を進めなければ、絶滅していく運命ではあるようだ。
水質などが改善して、生息できる条件ではあるが、その種の習性などで
繁殖が難しくなり衰退してしまうモノもいる。
自然環境の回復とは、諸々の数値だけでは計れないモノなのである。

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アシの茎にしがみついて、満潮をやり過ごすモノもいます。
 
DSC_0217.jpg DSC_0215.jpg
その習性は魚類というより、すでに両生類の域にまで来ているようだ。
眼が飛び出しているのも、カエルなどの両生類に通ずる特徴であり
身体的にも進化の過程であるのだろうか。
肺呼吸を手に入れるのも時間の問題なのか?
posted by stma at 20:12| 東京 🌁| Comment(5) | TrackBack(1) | 自然環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月01日

河口干潟 トビハゼ その2

DSC_9358.jpgまずは安全を確認して
DSC_9359.jpgよっこらしょ
DSC_9353.jpgズルズルペッタン
DSC_9354.jpgオェ〜〜
DSC_9355.jpgふぅ〜
トビハゼの巣穴の周りには、泥の土手ができていく。


トビハゼの繁殖は、雄が干潟に巣穴を掘り、そこへ雌を導いて、産卵します。
雄が干潟に掘る巣穴の深さは、1メートル前後にも達するそうです。
そのため、人工飼育の環境では繁殖が難しく、葛西臨海水族園では
巣穴を掘るのに十分な深さの泥を敷いて、はじめて繁殖に成功したそうだ。
また、巣穴を掘るので、縄張り意識が強く、近づいてきた別の雄に
背びれをピンッと立てて威嚇したり、噛みついたりして喧嘩をすることもある。
以前、釣ったマハゼを水槽で飼育したことがあるが、やはり縄張り意識が強く、よく喧嘩をしていた。
ハゼ類はけっこう気が荒いんですよね。

DSC_9429.jpg DSC_9431.jpg
背びれを立てて、お互いに威嚇しあって力を誇示する。

DSC_9410.jpg DSC_9411.jpg
いきなり喧嘩がはじまることもある。
posted by stma at 19:24| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(1) | 自然環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月27日

河口干潟 トビハゼ その1

DSC_9414.jpg DSC_9976.jpg DSC_0610.jpg
ここの干潟で一番の愛嬌者は、このトビハゼですね。
この魚はハゼの仲間で、口に含んだ水をエラに送り込むことで陸上でも呼吸することができ
さらに濡れた身体から皮膚呼吸も少しできます。
干潟にできた潮だまり周辺の泥の上に生息しており、潮だまり間を自由に移動できます。
泥の上を移動するときは、胸ビレを使って這っていきますが
バネのように体を折り曲げ、尾びれで地面を蹴り上げて、ピョンピョンと跳ねることも出来るので
「トビハゼ」と名前が付いたわけです。
英語でも「マッドスキッパー(mud skipper)」と呼ばれています。
有名な、有明海の「ムツゴロウ」とは親戚ですね。

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ジャンプする瞬間を撮るのって難しいんですよ。
 
DSC_9193.jpg DSC_9192.jpg
う〜ん、難しい・・・。

DSC_9815.jpg DSC_9816.jpg
何とか見れるレベルかな。もっと修行しなければ・・・。


この魚は水中よりも陸上で過ごす時間の方が長いので、干潟でしか棲息しません。
ですから、東京湾では干潟が残る、限られた地域にしか生存していません。
現在では、環境省のレッドリストにおいて絶滅のおそれがある地域個体群に指定されています。
干潟が無くなってしまうと、トビハゼも絶滅する運命にあるわけです。

DSC_9418.jpg DSC_9981.jpg
目は後ろも見えるので、まさに全周魚眼レンズですね。
posted by stma at 20:44| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | 自然環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月26日

河口干潟 蟹とゴミ

DSCN1700.jpg DSC_0537.jpg DSC_0530.jpg
ここの干潟にはカニが多く棲息しているが、アシ原の中に少し入ると
クロベンケイガニとアシハラガニが特に多く棲息している。
そこには流れてきたゴミや不法投棄されたゴミなども多く散在していて
あまり人も立ち入らない所でもある。
そのためか、カニは岸の陸地にも多数上陸していて、じっとしていると
カニのざわめきが聞こえてくる。
ゴミはカニたちの格好の隠れ場所になっているようで、むしろ好んでその周りに
集まっているようにも見える。
ここのに投棄されるゴミは、この河川敷で青テント生活をしている者達が、町中より集めてきた物を選別して、再利用できそうな物や売買できる物を除き、不要となった物を投げ込んでしまっている場合があるようだ。
水質などは以前から比べれば改善してきているが、このようなゴミはむしろ増えてきてしまっている。
高度成長期に破壊されてきた環境が、今また社会不安のしわ寄せを強いられているのである。
経済成長により豊かになった生活環境と、環境問題の意識向上で改善しつつある自然環境ではあるが、社会問題のツケは、自然界と人間社会の境界線で掃き溜められているのである。

DSC_0535.jpg DSCN1812.jpg
カニにとっては、ゴミも使いようでは快適な住処なのか。


DSC_9850.jpg DSC_0004.jpg
ゴミの中には有害物質が含まれている場合もあり、それらを摂取したカニが野鳥などに捕食され
野鳥の体内に有害物質が蓄積されて、各地へ拡散されて行くのであろう。
環境問題は、その場だけの問題ではないのである。
posted by stma at 01:07| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月22日

河口干潟

DSC_0086.jpg DSCN1775.jpg
近所の多摩川には、東京湾に流れる出る一級河川には珍しく、河口干潟が残っていて
アシが群生しています。
見た目には、ゴミなどが散乱しているので、あまり環境が良さそうに見えませんが
よく見ると、様々な生物が生息しており、独特な自然環境が成立しつつあるようです。


DSCN1686.jpg DSC_9009.jpg
カニに美的感覚はありません。問題なのはそこで生息できる環境があるかどうかです。
ここの自然環境は回復傾向にありますが、人間の感覚がそれについて来ていないようです。
アシ原に隠れて見えない掃きだめで、確かに生きている野生もあります。
posted by stma at 20:04| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 自然環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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